CSSで使いやすいページ作り (ユーザビリティー・アクセシビリティー)
ホームページの利用者にはさまざまな状態(年齢・身体的ハンディ等)の方がいます。
多くの方の使いやすさを考えて、当社では次の方法でホームページを作成しています。
■レイアウト・文字装飾をCSS(スタイルシート)で行います。
■レイアウトをテーブル(table)組みに依存せず、テーブルは本来の表組みに使うことを基本にします。
CSSとは? その利点はどこにある?
CSSとHTMLの関係図
CSSとは
「ページのレイアウトや文字装飾」を指定する書式
のことです。
CSSは、HTMLファイルに書くことも、別ファイルに書くこともできます。
CSSを別ファイルにすると、「レイアウト・文字修飾」がHTMLから切り離され、HTMLファイルには「文章の中味+構造」がシンプルに残るのです。
このことが、いろいろな利点を生みます。
たとえば
- 表示に余計な時間がかからない
- 内容が論理的な構造となり、音声プラウザを使用した場合に順序よく内容が読み上げられる
- 検索エンジンにタイトルやキーワードを適切に拾い上げられる
テーブル組みレイアウトは注意が必要
テーブル組みの読み上げ順序(例)
このようなテーブルは要注意
| 商品A | 商品B | 商品C |
|---|---|---|
| 10,000円 | 12,000円 | 15,000円 |
| 色:ピンク | 色:ブルー | 色:グリーン |
読み上げ順は
商品A→商品B→商品C→10,000円→12,000円→15,000円→色:ピンク→色:ブルー→色:グリーン
となります。
商品A=10,000円=色:ピンク というつながりがわかりにくくなります。
テーブル(table)タグでレイアウトする方法は重宝ではあるのですが、本来、テーブルは「表」を表示するためのものです。むやみにレイアウトに使ってしまうのは問題があります。
一つは、テーブルは全体を読み込んでから表示を始めるために、複雑に組まれたテーブルは表示に時間がかかることです。
もう一つは、テーブルで見た目を整えたために、音声ブラウザでおかしな順序に読み上げられる場合があること。
テーブルのセル内容は通常左から右へ読まれますので、縦方向に関連づけられている場合は「無関係な方向に続けて読まれる」ことになります。目で見る人には問題ない表示であっても、音声で認識する人にとっては大変わかりづらいものです。
テーブルでレイアウトを組むのはなるべく控え、表組みとしてテーブルを作る場合にも「順序」に気をつけて作る必要があります。
CSSはSEO(検索対策)の効果もある
CSSによってシンプルに作られたページは、検索エンジンにも内容がしっかり認識され、それだけ検索に拾われやすくなります。
ブログは検索の上位に上がりやすいですが、それはブログがCSSによるシンプルな書式になっているからです。